ヘルニアと進行性骨髄軟化症その4

だらだら長くなってすみません。

手術の翌日、午前診療の間に、面会に来るよう言われていたので、ちょうどテスト期間で帰りの早い長女と一緒に病院に行きました。

その車の中で、長女にシポンが命にかかわる状態かもしれないということを初めて伝えました。

みるみる泣き顔になる長女。

でも、前夜、手術が無事終わったというのに、何となく私が心から喜んでいる風でなかったので、おかしいと思っていたそうです。

軟化症の可能性は、ぐっと下がって、多分大丈夫だと信じているけれど、覚悟もしておかなければならない、ということも話しました。

そして、酷だけれど、シポンにもし万一のことがあっても、今のあなたは、気を強く持って今しなければならないことをしなくてはいけないということも言いました。

もうセンター試験まであとひと月ちょっとの時期です。

長女は、それは大丈夫と。

予備校の先生に、教え子でとても過酷な家庭環境の下、強い意志で頑張り抜いて、見事志望校に合格した子からの手紙を読んでもらったことがあり、その子のことを思ったら、自分はなんて恵まれているんだ、やれるかぎりのことをしようと、心に決めたそうで、シポンに何かあったら、とても耐えられそうにないけれど、それでも、頑張る、と言っていました。


病院では、入院室で、檻に入ったシポンを見たとたん、泣きだす長女ですが、抱っこさせてくれて、そのまま長い時間ずっとシポンをひざの上にのせ、こんなに元気なら、きっと大丈夫だろうと安心もしました。

相変わらず排尿が自力でできず、圧迫排尿といって、腹部を押さえてむりやり排尿させます。

排尿機能が戻らなければ、時間を見計らって、私が圧迫排尿をさせていくことになります。

自力排尿ができないと、どうしても残尿があり、膀胱炎になったり、腎臓に負担がかかったり、後々問題が出てくることが多いそうです。

排便ができないより、排尿ができないことのほうが、かなり問題のようです。

その夜もまた長女と(次女は塾のため)面会に行き、翌土曜日の午前、退院ということになりました。

次女にも、金曜の晩、塾から帰ってきてから、シポンの現状を話しました。

長女よりさらに繊細な次女なので、心配しましたが、おそらく軟化症ではなさそうだ、ということを再三言ったので、何とか落ち着いていました。


8日(土)午前に退院。

家でするリハビリ方法の指導を受けます。

・身体の前方を支え、後ろ足の位置に気をつけながら、立たせる。

 なかなか安定しないだろうけれど、とにかく1分くらい立たせる。

・後ろ足の屈伸をさせる。

 その際、大事なのは、足の裏をしっかり地面の方向に向けること。

・足裏を触って刺激する。

まだ、点滴を接続するため(?)の針をさしたままバンドをしている状態なので、それをかじったりしないように、エリザベスカラーはつけたままです。

家に連れて帰って、サークルの中で休ませます。

クレートに入りたがるのだけれど、カラーをつけたままだと、中で変な姿勢になるので、無理でした。

リハビリもやってみます。

そのときに、おしっこを漏らしたり、そのあとも、寝ているのかと思ったら、急に動き出して、どうしたのかと思ったら、おしっこでびしょびしょになっていたり・・・

シーツを敷き詰め、どこで漏らしてもいい状態にしました。

やはり排尿も自分の意志ではできないし、手術からまだ2日とはいえ、まったく足が動く様子はありません。


退院した日の晩も、一度病院へ連れて行きます。

尿の状態を見て、圧迫排尿もしてもらいました。

ぽたぽたおしっこが漏れるような状態は、やはり膀胱のコントロールがまったくできていないそうで、単にあふれているだけ。

同じお漏らしでも、たくさんをシャーっとするようなら、それはおしっこをしようとして出しているものなので、いい兆候だそうです。

食欲もあり、元気そうなので、とりあえずはよかった。

点滴の針も外してもらったので、エリザベスカラーも取れました。

もし背中を気にして、届かないだろうけれど無理やり舐めるようなことがあれば、カラーをして下さい、と、カラーはお持ち帰り。

日にちが過ぎるにつれ、軟化症の危険が去っていきます。


翌9日、日曜日。

朝起きて、トイレに座らせ、

「ワンツーワンツー」

と、排泄のコマンドをかけると。

ちゃんとおしっこできました。

もう、家族みんなで大喜び。

その後も、ほぼコマンドでトイレでできました。

日頃から、コマンドで排泄させていてよかった。
(コマンドなしでも、トイレに行きますが、今から出かけるよってときに、トイレ済ませておくのに便利です)

排尿ができるというのは、後々の苦労がぐっと減るそうです。

日曜午前の診察に来るよう言われていたので、また連れて行きました。

排尿ができることをとても喜んでもらえて。

超音波で見ても、きちんと排尿できているようで。

後ろ足のほうは、全く立たないけれど、痛覚はあるし、まだまだこれからです、と。

排便もできていないけれど、こちらはそれほど問題ではなく、便秘になっても、食欲が落ちくらいで、どうしても出なかったら、またその時考えましょう、くらいでした。
(その後、排便も食後にコマンドかけると、できるようになりました)

注射で入れていた抗生物質も、錠剤で処方され、次回の診察は手術1週間後の13日木曜日。

その間、1日最低3回リハビリを続けました。

木曜日の診察で、おしっこもちゃんと出ているし、傷口もきれい、ということで、次は術後2週間の20日木曜日になりました。

その時抜糸です。

朝預けて、抜糸したらリハビリがしやすくなるので、どれくらい反応があるのかなど調べ、リハビリ方法を検討してくれ、夜迎えに行ったときに今後の方針を聞かせてもらうことになります。

嫌なことばかりするので、私はすっかりシポンに嫌われちゃって、気配がするのか、リハビリしようとして近寄ると、ハウスに逃げ込まれてしまいます。

排尿は、失敗もあるし、トイレに行くのだけれど、お尻はトイレに乗らないまましてしまってびしょびしょになってたり、普通にしても、後ろ足が立っていないので、やっぱり濡れちゃったりで、大変ですが、それでもしっかり出せてるので一安心。

後ろ足はまだ今も自分では立てないのだけれど、バランス取って立たせると、全く支えなくても立っていられる時間が日ごとに長くなってきています。

前脚だけで、ずりばい状態で寄ってくる姿は、それはそれでかわいいのだけれど、命だけでも助かったらと思っていたけれど、やっぱり歩いてほしいと思います。

前脚だけで動き回るのは、あちこち負担がかかってよくないだろうし。

少しずつ少しずつよくなっていければ。

2ヶ月たって歩けるようになった子もいるそうです。

手術したとはいえ、今後もヘルニアのリスクがなくなったわけではなく、手術した関節以外も、ほとんどの関節でシポンは、椎間板組織がはみ出しかかっている兆候があります。

今後も何度も再発するかもしれない。

そのたびに軟化症の可能性もあります。

ヘルニアになった子の6~10%程度が軟化症になるという説もあります。

軟化症になれば、数日で死に至ります。

日々、シポンとの生活を大切にしなければと思います。
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長くなりましたが、ヘルニアの話は終わりです。

また歩けるようになったら、書きますね。


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by pompom_2004 | 2012-12-15 23:54 | わんこ